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【こころの樹穂高】人と土が育てる、唯一無二の小麦

【こころの樹穂高】人と土が育てる、唯一無二の小麦

長野県松本市で、無農薬・有機栽培による小麦づくりに取り組む就労継続支援B型事業所「こころの樹穂高」さんを訪ねました。
ご紹介したいのは、国内でもほとんど流通していない無農薬・有機栽培の国産小麦です。

人生を変えた選択から生まれた場所

迎えてくださったのは、代表の中嶋朝幸さんです。
もともとはIT業界の企業戦士でしたが、東日本大震災をきっかけに、自分のこれからの生き方を考えるようになったといいます。

「今なら、家族と地元で暮らす選択ができる」

そして40代後半で長野へ移り、福祉の道に進みました。
現在は農業とIT事業の両軸で、利用者がそれぞれの強みを活かせる場をつくっています。

この地域にはパン屋が多いのに、地元の小麦が使われていない。
その違和感が、小麦づくりを始めるきっかけでした。

無農薬・有機栽培の実践者に教えを受けながら少しずつ形にし、いまでは約4反の畑で年間1トンの小麦を生産しています。
香りや味の良さと安心感から、ファンが着実に増えているそうです。

人が変わっていく現場

ここで働く利用者の多くは、引きこもりや発達特性のある方たちです。
最初は人と話すことが苦手だった人も、日々のやり取りの中で少しずつ変わっていきます。

利用者同士が考えを言葉にして伝え合うことで、自分でも気づかなかった視点に出会うことがあるといいます。

ブログで自分の考えを発信する取り組みも行われています。
「自分の言葉が、どこかで同じように悩んでいる人に届くかもしれない」

「できない」と思っていた人が、働く中で自然に変わっていく様子を、小麦の成長とともに見守っています。

無農薬だからこそ難しい。それでも続ける理由

無農薬・有機栽培の小麦づくりは、想像以上に手間がかかります。
収穫後には、混ざってしまった雑草の種を一つひとつ手で取り除く必要があります。

価格にはなかなか反映されず、決して効率の良い仕事とは言えません。
それでも続けている理由を尋ねると、中嶋さんは土の話をしてくれました。

長い年月、農薬や化学肥料を使っていない畑には、たくさんの生き物がいます。
その状態の土は力があり、作物もきちんと応えてくれるといいます。

「虫がいない土は、弱いんです」

雑草が生えない土地は、作物も育たないという言葉が、とても印象に残りました。
自然の循環を大事にするという姿勢が、この小麦づくりの土台になっています。

実際に使ってみてわかること

この小麦粉の良さは、説明よりも使ってみるとよくわかります。

シナの物語代表の沖村は、日常的にこの小麦粉を使っています。

「こんなに香りが高い小麦粉は初めてでした。天ぷらやグラタンに使っています。中強力粉ならではのコシがあり、パンにしたら絶対に美味しいと思います。フスマはバターと混ぜて焼くだけで、とても美味しいビスケットになります」

実際に料理に使うと、素材ひとつでこんなに違うのかと驚くといいます。

人が人を支える場所

中嶋さんは利用者に、よくこう伝えているそうです。

「比べる相手は、他人じゃなくて、過去の自分だよ」

そしてこう問いかけます。
「ネガティブなことを考えて、自分をいじめて、いいことある?」

この言葉は、やがて利用者同士の会話の中でも自然に出てくるようになります。
「自分も頑張ってみよう」と思える空気が、ここにはあります。

誰かが誰かを支えるということが、特別なことではなく日常として存在している。
それがこの場所の一番の魅力だと感じました。

シナのモノがたりより

実際に訪れて感じたのは、仕事の確かさと、場のやわらかさが同時にあることでした。
ITの説明をしてくれた利用者の方の表情からは、自信と誇りが伝わってきて、思わず応援したくなりました。

そしてもう一つ強く感じたのは、国産で無農薬・有機栽培の唯一無二の小麦粉。
食材としてだけでなく、その背景ごと選ぶ価値があると感じました。

想いのこもった商品を見る

こころの樹穂高さんの小麦粉は、香りの良さとコシ、そして安心感をあわせ持っています。
日常の料理を、無理なく一段引き上げてくれる素材です。

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こころの樹穂高さんが手がける商品を、一覧ページでご紹介しています。
気になった商品がありましたら、ぜひチェックしてみてください。

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